2009.07.20 霧笛楼 (元町)
余りフランス料理を好んでいない身としてめったに行かないフレンチ・レストランですが、今回横浜に来て以来の宿題だった元町の霧笛楼を訪ねてみました。因みにこの店は結婚式場でもあり、また洋菓子屋としても有名で、横浜のデパ地下に行けば必ずこの店のお菓子はあります。甘党でない私は食べませんが「横浜煉瓦」とか良く名前は知っています。
ここはなぜ有名なのか知りませんが、横浜に来る何年も前から名前・場所とも良く知っていて、いつかは食べてみたいと考えてはいたものの、横浜というと中華街というイメージが強く、フランス料理を食べに来る事はなかった訳です。個人的にもバブルの80年代にはよくフランス料理は食べましたが、ここ十数年フランス料理を食べた回数は数えるほどです。
三連休という事もあり、訪問した霧笛楼ですが、一応予約を入れて一階のレストランでフルコースです。当然値段は1万円を越え、ワイン等も考えれば良い値段ですが、この夏の思い出作りといったところでしょうか。
上は「帆立貝のタルタルとセロリのブランマンジェ 胡瓜とヨーグルトの冷製スープ」です。シャンパンによく合います。
続いて「フォアグラの低温調理 ポテトのアンナ風サラダ添え 焼きトウモロコシとそのカプチーノ仕立て カリン酢の酸味です。ポテトも大変美味しいです。
「穴子の白焼き風 根菜のリゾット トリュフ風味 牛蒡のフリットを乗せて」です。上に乗っている細切りりものが牛蒡です。
「オマール海老のポワレ ラタトゥイユ掛け卵黄と白バルサミコ酢のソース 若西洋葱のエチュベと共に」です。海老を美味しく頂けます。
メインの「国産牛フィレ肉のステーキ 黒胡椒ソース 地元横浜のカブと青梗菜ベーコンのカリカリ焼き添え」です。肉も軟らかく、美味しいです。
デザートの「桃のコンポートとそのソルベ 元町のハチミツを使ったムース巨峰のソースとレモンヴィネガーとの調和」です。中に冷たいシャーベット?が入っています。
締めはハーブティーとか紅茶とか色々選べるようですが、例によってコーヒーです。写真でも判るように霧笛楼は各料理の器そのものも凝っていて、それを見ているだけでも楽しめます。値は良いものの、たまには高級レストランも良いものです。