日債銀については先ず何故今まで延命できたのか知りたい。大手銀行で最も危ないと言われながら、北拓・長銀よりも生き永らえたのは何故か？ やはり大蔵・日銀からの天下りが多く、最後の頭取自体日銀からの天下りで、簡単には破綻させられなかったというのが事実であろうか？
結果として長生きしたために余計に不良債権は増え、使われる公的資金も多くなることとなった。一時国有化の発表の時、国側が実質債務超過と認識したのに対し会社側は反論した。しかしながら頭取以下役員が実質債務超過を認識していたと推測するのが妥当だと思う。寧ろ今まで債務超過を公けにしなかった行政の方が問題である。日銀考査・大蔵検査時に十分調べていなかったとすればそれはそれで彼らの責任問題であるが、検査時に認識していながら公表していなかったとすればもっと大きな責任問題となる。昨年(97年)日銀と共に大手銀行は一行当たり数十億から数百億の負担で第三者割当増資をし、２年間の譲渡禁止を義務付けた。そしてこれが国有化で０円となれば、はっきり言って詐欺である。更に国民が負担する公的資金も相当に大きくなったとすれば詐欺などで済む問題ではない。国家予算は我々主権者のものであり、ノーパンしゃぶしゃぶ・どぼんざぶん好みの官僚・日銀職員たちのものではない。主権者は彼らの責任を明確にすべきである。給与全額カットしたところで償える責任ではないはずだ。今一度我々主権者は彼らにどう責任を取らせるのか、真剣に議論すべきではないのか？
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