安倍内閣は感染拡大の責任を取って即刻総辞職をすべきだ。下表は東アジアの幾つかの国の感染データだが、皆抑え込みに成功しているが日本だけが例外だ。これについては安倍首相に結果責任があるのは当然だ。
https://www.worldometers.info/coronavirus/ より上図作成
台湾が最も優秀だが、ここは水際対策を徹底し昨年12月31日には武漢からの訪問客に対する検疫を徹底化し、2月6日には中国全土からの入国を禁止した。日本は習近平総書記の来日延期を決めた後の3月まで一部を除いて入国を認め、水際対策に失敗し、その後も欧米からの帰国者に対する検疫などが不十分で、第二波の感染拡大を招いた。
韓国は発熱外来を多く設置する事で院内感染を阻止し、またGPSを使った個別追跡システムで感染者と近接した人の追跡を行ない、感染拡大を防いだ。日本は未だに発熱外来の設置は少なく、GPS追跡に至っては何もしていない。
中国武漢は、今回のウィルス発祥の地として、多くの感染者を出したが、新型コロナ専用病院を突貫工事で建造し、一般病院の医療崩壊を防いだ。また三か月掛かったとはいえ徹底したロックダウンで、新型コロナの鎮静化に成功した。日本は未だに新型コロナ専用の病院は新設されず(大阪の十三市民病院は既存の病院を新型コロナ専用にした。=2020/5/3追記)、一般病院での院内感染、医療崩壊を招いている。4月7日から緊急事態を宣言したが、これは外出禁止ではなく外出自粛であり、ロックダウンには遠い。武漢は鎮静化までロックダウンで三か月掛かっているので、東京は6月までに収まれば上出来で、へたすると夏以降にまで持ち越す可能性が否定出来ない。
世間で一番問題とされているのは、日本におけるPCR検査の極端な少なさだ。(人口当たりで香港の15分の1、韓国の9分の1) これは医療崩壊を防ぐために、軽症者にはあえて検査をしない事で、感染者用病棟が軽症者でふさがれる事を回避する為と言われてきたが、PCR検査をしない事で感染者を市中に置き去りにし、そこからの感染拡大で追跡を困難にする事となった。
そしてWebMasterが問題視するのは、検査を少なくした事で緊急事態宣言に追い込まれ、外出自粛で経済に打撃を与えた事だ。台湾のように立ち振る舞っていれば、このアベ恐慌と言われる悲惨な状態に陥る事は無かったはずだ。
今必要な事は方針が間違っていた事を認めず感染終息の妨げになっている安倍政権を終わらせ、新たな宰相と新たな専門家リーダーの元で、一日も早く感染を終息させる事だ。補正予算も成立したので一日も早く退陣してもらう事が日本の為に必要だ。居座り続けさせる事は、安倍首相と共に日本国が心中するようなものだろう。
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