個人的にはリッチクライアントに興味がある訳ではありません。しかし仕事の関係もあって無視出来ない側面もあります。数あるソリューションの中ではExtJSは多少気になるところもあり、既に私はBrucknerリスト、演奏会鑑賞記録、B級グルメozawaReport等をExtJSで公開済みです。この機会に多少整理しておきたいと思います。
先ずこれを書いている2009年2月現在日本語で書かれたExtJSの本が一冊も無いのに(英語はこれとかあります..)、既に世の中にはExtJSで書かれたサイトが米国中心に数多くあります。特に下記なんかは経済人としては見ない訳にはいかないサイトでしょう。
このサイトが見易いか、綺麗かは人の好みもあるので感じ方は色々でしょうが、個人的にはjavascriptだけで出来ている所は評価します。(但し、商用サイトの場合ExtJSの使用にはライセンスの問題があります...。)
既にJavascriptも世に出て10年以上経ちます。私のサイトがbekkoameで始まった時も、JavaやJavascriptの動きをみたいというのが当初のきっかけだった所があります。元々Netscape社がLivescriptとして作ったJavascriptはWebクライアント側で手軽に何かをする場合には重宝されるものでしたが、FlashやサーバーサイドのJavaのような技術に押され目立たない存在になっていました。そのJavascriptに又息を吹き込んだのはAjaxの技術ですが、その流れの中からPrototypeやJQuery、アドビのAirといったライブラリが出てきました。
ExtJSは元々YUI(The Yahoo! User Interface Library)用の拡張ユーティリティ「yui-ext」としてJack Slocum氏により開発されたものです。今現在は組織的なサポートもなされているようで、日本法人もあります。
Javascriptのライブラリをサイト表示にダウンロードします。それでもFlashやAxtiveX系のようなインストール作業がある訳ではないので、個人的にはこの方が抵抗がありません。
書籍すらまだ良いものが無い現状では、サンプルサイトを見るのが一番です。
例えば私の演奏会鑑賞記録で言えば下記サンプル辺りの発展です。
以前BrucknerのXMLデータ(IE用)を作った時、手作りでスタイルシートを書いて、ソートを出来るようにした事がありましたが、ExtJSでXMLをハンドリングするなら、そのような手間は要りません。もっとも、ExtJSを使えるようにする手間もあり、どちらが良いとは一概には言えませんが、見栄えはExtJSの方に分があります。
先ず、APIについては下記サイトで全てです。
IBMのExtJSサイト = http://www.ibm.com/developerworks/jp/web/library/wa-aj-extjs/
ExtJSサンプル集 = http://www1.odn.ne.jp/jouet/extjs/samples.html
今注目のExtJS = http://www.thinkit.co.jp/article/59/3/
ExtJS例文辞典 = http://www.openspc2.org/reibun/ExtJS/library/2.2/index.html
難読化されたJavascriptのデコード = http://code.gosu.pl/dl/JsDecoder/demo/JsDecoder.html
Javascriptの圧縮 yui compressor = http://developer.yahoo.com/yui/compressor/
Javascriptの核心[山田 祥寛] = http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/ajaxjs/ajaxjs04/ajaxjs04_01.html
Ajax覚え書き@じゅえ = http://ajax-world.sakura.ne.jp/extjs/
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